一般的なコンクリートに使用される材料は、セメント+骨材+砂+水+混和剤といったものですが、セメントは石灰石などを焼成して生産されるため、大量のCO₂を発生させます。
“e-CON”に使用される材料は高炉スラグ、フライアッシュといったリサイクル材を主原料としています。
セメントに代わる主成分の90%以上がリサイクル資材を活用しています。
高炉スラグは製鉄を行う際に生成され、フライアッシュは火力発電所で石炭を燃焼する際に生成されるいわゆる“産業副産物”をリサイクル材として活用しております。
e-CONは硬化後、非常に緻密となります。これは単位水量を減らし、かつ超微粉末シリカフュームを採用し、微細粒子が硬化後の材料内部の空隙を埋める事で緻密性を高める事に成功しました。その緻密さゆえに外的悪影響を受けにくいコンクリートであり、耐塩害性、耐硫酸性は通常のコンクリートに比べ10倍以上の性能をもつコンクリートです。
事業活動にともなう温室効果ガス排出量を削減や省エネルギー化などによって、気候変動の緩和と適応に取り組みます。
ものづくり企業として製品を作る責任・使う責任を果たし、循環型社会の形成に貢献するために、廃棄物の発生量削減や社内再生・再利用・リサイクルを推進します。