東京都下水道サービス株式会社(東京都千代田区:代表取締役社長 神山守)と日本ヒューム株式会社(東京都港区:代表取締役社長 増渕智之)が共同開発した「e-CON®」が、このたび国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されました。e-CONは、製造時にセメントを使用せず、産業副産物を90%活用することで、CO₂排出量の大幅削減と高い耐硫酸性による長寿命化を同時に実現する、低炭素型高機能コンクリートです。
■ e-CONの今後の展望
高度経済成長期に整備された社会資本ストックは、今後急速に老朽化が進むことが懸念されています。また、地球温暖化対策としての2050年カーボンニュートラルの実現に向け、建設業界全体で環境負荷低減が求められています。
このような背景のもと、e-CONは高い耐久性能により構造物の長寿命化に貢献し、長期のライフサイクルでは従来製品と比べて経済性が向上することが試算されています。その結果、導入から維持管理までのトータルで優れたコスト効率を発揮し、環境性と経済性を両立する次世代型コンクリートです。
今回のNETIS登録により、公共工事での採用機会が拡大し、新素材としての信頼性も一層高まることが期待されます。
当社は、脱炭素社会の実現とインフラの長寿命化に貢献する技術として、e-CONの普及とさらなる技術深化を進め、持続可能な社会インフラの構築に寄与してまいります。
◇関連リンク
日本ヒューム ホームページ:https://www.nipponhume.co.jp/product/190.html